新規就農応援ブログ!

農地も農機具も家ないゼロから新規就農で農業をしています!これから農業を始めてみたい方の参考になるような記事を書いていきます!

使い方は超簡単!農業の必需品、マルチシートの貼り方を説明するよ!

こんにちは新規就農応援ブロガー飯原です。

今日は、農業でも家庭菜園などでもよく使うマルチシートの使い方と簡単な張り方について書きたいと思います!

まずマルチシートってなんなの?って方に簡単に説明します!

こいつです、黒いビニールシートで、作物を植える穴が空いています。

マルチシートを張るには理由がありますがいくつかあげると

  • 作物の雑草防除
  • 作物の保温または遮熱
  • 作物の乾燥防除

などに効果があります、栽培期間が長い作物だと(果菜類や玉ねぎなど)あっという間に雑草に埋もれてしまうのですが、マルチをしておけば株元の雑草をふさぐことができます。

また、夏場果菜類やトウモロコシなど地温が高い方が成長しやすい作物に使ったり、冬場に作るレタスや大根などを保温する為にも使います。

マルチには種類があって、保温効果もある黒マルチ、さらに温度を上げたい時は透明マルチ、遮熱効果がある白マルチ、遮熱に最も効果を発揮する銀マルチなどがあります。

銀マルチはアブラムシやウリハムシ(きゅうりのなどの葉っぱを食べる害虫)などの飛来を防ぐ効果もあります。

マルチはビニールなので仕様が終わったら畑から回収する必要がありますが、生分解性マルチといって、一般的なのマルチより金額は高いですが、畑の中の微生物によって分解されるマルチもあります。

ちなみに白や銀マルチは遮熱と書きましたが、マルチを使わないで栽培するのが地温は一番低いです。雑草防除はしたいが温度はあまり上げたくない時は白マルチなど使うのがいいと思います。

穴の空いていない透明マルチは地温を高温にするので、この特性を使って土壌表面にある雑草の種や微生物を熱で消毒する「太陽熱消毒」という方法もあります。

除草剤など使わなくてもある程度雑草を抑えられるので、有機栽培の農家は夏場に「太陽熱消毒」をして雑草の種を減らし、それから秋蒔きの人参などを作ることが多いです。

また、マルチには穴なしと穴ありがあって、これは作物ごとに2穴(大根等)、3穴(レタス等)、5穴(玉ねぎ等)色々種類がありますので、作りたい作物ごとに適したものを使うと良いです。ネットなどで調べればすぐわかりますので!

と、いうことでマルチシートの張り方を説明するよ!

1 畑に作を切ります!

作を切る前にトラクターか耕運機で畑の土を細かく耕運して下さい。機械がない場合は鍬などで耕しますが、疲れるので機械の使用をオススメします(笑)

ちなみに作を切るとは農業用語なんですが、畑に畝を立てる目印のラインをつけるってことです。

作切り紐と言って、ロープでもなんでもいいんですが紐で畑に畝の目印となるラインをつけます。ここのラインの間にマルチを張って作物を植えるってことです。

ちなみにこの写真の畑は粘土質で耕運してもゴロゴロした土になってしまうんですが、畑の土はできるだけ細かく砕いた方が作業はしやすいです。

そして、このように紐の上を歩いて踏み跡をつけます。あとがついたら紐は邪魔なので取り外します。

作る畝の幅は張る予定のマルチの幅より10cm狭くしてください!マルチの裾は土に埋めるのでマルチより狭い畝でないとうまく張れません!

2 畝を立てるよ!

機械を使わない場合、鍬を使ってこのライン上の土を内側にもりあげていきます。

鍬でもできますが疲れるので(笑)自分は耕運機にイエロー倍土器というアタッチメントをつけて畝を立てています。イエロー培土器とは、耕運した土を両サイドにもりあげ、溝を作る耕運機用のアタッチメントです。

肥料に関しては、自分は堆肥を圃場に全面施肥した後、作物が必要な量の化成肥料と苦土石灰を畝の間だけに入れるという感じでやっています。

施肥方法に関してはまた別の機会に書こうと思いますが、マルチを張る場合、写真のようにマルチを張る畝の上にパラパラまいてあれば、このあとマルチを張る前に一度表面をレーキで平らにならすので、その時に混じるので大丈夫です!

機械でやると両側に土が盛り上がりますが、鍬の場合畝側に土を盛り上げるとうまくいきます!

3 レーキで畝の表面を平らにならすよ!

写真の土はゴロゴロで作業しにくいです(笑)綺麗にマルチを張るには土はもっと細かく砕いた方がいいです。

畝の表面ですが、できるだけ平らにならしてください!デコボコしているとマルチの穴と土の間に隙間ができて作物をうまく植えることができなくなります。

また、マルチと土壌表面が密着していないと突風が吹いた際、隙間に風が入ってマルチが剥がされる場合があります。

理想はマルチと土がピターッとくっつくように張ることです!

4 いよいよマルチを張るよ!

ここまで出来れば後はマルチを張るだけです。まずは裾を土に埋めます!

マルチを張る時は写真のような棒を通して使うと張りやすいです。ただの棒を通すだけでもコロコロ転がしやすくなるのでオススメです!

裾を埋めたら5mぐらいずつ前進して、そのつど左右の土を鍬を使ってマルチの裾にかぶせるって感じでやっていきます。

この時マルチの裾を足で踏んでピーンと引っ張りながら張るとうまく張れます!

ちょっとデコボコしちゃいましたがこんな感じで張ることができました!理想はもうちょいピーンと張りたいですね!

今回は耕運機とイエロー培土器を使ってマルチを張りましたが、マルチを張るマルチャーというアタッチメントもあります。

f:id:iihara-farm:20161102005607j:plain

f:id:iihara-farm:20161102005625j:plain

上記の写真のように耕運機用とトラクター用の二種類があります。

両方使用したことがありますが、トラクターで張った方が綺麗に張れるので個人的にはオススメです。

家庭菜園などでも必需品だと思いますので是非やってみてください!

まとめ!

今回はビニールマルチの張り方でしたが、マルチは他にも色々あって雑草などを刈って敷き詰める草マルチ紙でできた紙マルチ堆肥を敷き詰める堆肥マルチ藁を敷く藁マルチ、小麦を通路に巻いて育てて雑草の 繁殖を抑えるリビングマルチなど、一口にマルチと言っても色んな種類があります。

そういったことも別の機会に書いていきたいと思ってますのでよければご覧下さい!

マルチを使って上手に野菜を作りましょう!

ということで、簡単マルチの張り方でした!

ではまた!よければTwitterフォローお願いします!新規就農応援ブロガー飯原